これから社史をつくる方へ!魅力的な社史づくりをするために知っておきたいこと

これから社史をつくる方へ!魅力的な社史づくりをするために知っておきたいこと

100年以上も前に制作された分厚い一冊の書籍にまとめられた社史もあれば、最近では各企業それぞれの個性やオリジナリティを活かした
ユニークな社史なども多く登場しています。
会社の数だけさまざまなタイプの社史が存在しますが、せっかく社史を作るのであれば「他社とは違ったスペシャルで」、
「より魅力的な社史づくりをしたい」と考えている担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、これから社史を制作しようと考えている方に向きて魅力的な社史づくりをするためにぜひ知っておきたいことについていくつかまとめています。
 
 

社史と年史の違いってなに?

社史づくりを始めるまえに、「年史との違いってなに?」と疑問に思われる方も多いようです。
社史とはその名のとおり企業の歴史を詳しく記述したものをいいます。
その一方、年史は、社史に比べてより年号に沿った内容が書かれている歴史書といった意味合いが強く、区切りに良い年に出版されることが多いようです。
そのため、○○年史といった名前で発行されることがよくあります。
年号に沿った歴史的な出来事が書かれている年史にくらべ、社史はこれまでの歴史を網羅しているだけでなく、
社史を制作する目的によっては周年記念に記念誌を作成したり、新たな歴史を掲載することが目的であれば略式として社史を制作したりと、
一口に社史といってもその種類は非常にたくさんあります。     
 
 

バリエーション豊富な社史

みなさんは、社史と聞いてどのような書式を思い浮かべますか。
多くの方が分厚い「書籍」の社史をイメージするかもしれませんが、最近では「インターネットで閲覧できるもの」とイメージする方も増えているようです。
それもそのはず、社史のバリエーションはとても多いことが大きな特徴であり、昔ながらの「書籍」としての社史もあれば、
「パンフレット」にまとめられた社史、「動画」にしてDVDに収められた社史、ネット上で簡単に閲覧できる「電子社史」など、
さまざまな形状で制作されています。
 
 

目的別の社史づくり

社史をつくる目的は企業によってさまざまです。
そのため、何を目的に、そして社史を通して何を伝えたいのかを明確にすることで作成する社史のコンセプトをしっかり絞ることができます。
たとえば、大手企業や工場を経営しているような企業では、当該企業についてより詳しく理解してもらうために「資料」のような社史を制作することがあります。そのため、企業の成り立ちからこれまでの軌跡を詳しくまとめてあるものもあれば、主要製品の製造プロセスなどが詳細に記された社史などもあります。
また、社員に共通意識を持たせて、新たな目標を達成させるために社史を作成することがあります。
そういったときには、現在働いている社員にインタビューやメッセージをもらう、実際に社史制作に携わってもらうなど「社員参加型の社史」を作ります。
こういった社員参加型の社史を作成することで社員のモチベーションを高めたり、
同じ目標に向けるように意識付けができたりとさまざまな効果を得ることができます。
このように目的やコンセプトをはっきりさせることで、より手にとってもらいやすい魅力的な社史を制作することができますし、
ほかにも「宣伝のため」や「会社を紹介するため」に社史をつくることもあります。


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